妊娠をして初めてわかる出産費用の高さ
結婚をして望んでいた第一子を妊娠したときにはまさに幸せの絶頂といった気持ちになりますが、一方で妊娠のために医療機関を受診するとその時にかかる費用にびっくりしてしまいます。
というのも妊婦検診や出産費用というのは基本的に健康保険がきかないため、1回検査を受けるたびに1万円近くの費用が簡単にかかってきてしまうのです。
単純に10か月で出産をするとして3か月くらいから受診をするとなると検査だけで約7万円、それに出産のための入院をするとなる40万円近くがかかってきます。
子供1人を産むためだけに約50万円ほどがかかるとなると、第二子、第三子の出産にためらいたくもなってしまいます。
そこでそうした夫婦の金銭的負担をやわやげるために国や自治体ではさまざまな補助金制度を整えています。
自治体によっては完全に無料となることも
国の健康保険制度の一つとして提供されているのが「出産一時金」で、これは妊娠4か月以上の妊婦さんならば誰でも受け取ることができる便利な制度です。
このほかにも事前の検査を受けるための費用を5~10万円の範囲で支給してくれる自治体もあり、かなり地域によって制度の内容に幅があります。
安心して妊娠と出産ができるように引っ越しをするという夫婦もいるくらいで、比較をしてみると自治区が違うだけでかなり支援制度が違っていることがわかります。
公的制度のほかに民間の保険会社から妊婦さん向けの保険も用意されているので、将来子供を作りたいという夫婦は早めにそうした制度や商品を調べておいた方がよいでしょう。