建設業のやりがい、魅力は?

地図にも残るような構造物を造る

橋や道路、公共施設などの構造物は地図で表示されますし、ビルなどは待ち合わせの場所としても人々の記憶に残ります。
住宅は人々の幸せな家庭生活の拠点として住む方の安心・安全な生活を守ります。

そんな、構造物・建造物は、完成すれば人々の暮らしに役立ち、人々の暮らしを豊かにします。
地域の人々や施主家族などに喜ばれ、良い物であればあるほど長く愛され続けるのです。

完成するまでは引き渡し期限が間に合うか、作業の段取りや進み具合、明日の天気も気になるのですが、完成して施主に引き渡すときに喜んでもらえるときがが一番のやりがいを感じるときです。

特に橋や道路等の構造物や、図書館や博物館などの公共建築物に携わった場合は、完成後に自分で訪れる機会もあり、人々の役に立っている様子を見ると、感慨が深まり、プライドが持てます。

日々の生活の段取り力が身に付く

施行の段取りを計画する場合は、長期の見通しをもってプランを組むことが求められます。
例えば、建物の場合、完成図面に基づいて、どのような手順で建設を進めるかの段取りを組み、段取りに従って仕事を進めます。
構造物・建築物には契約上の引き渡しの時期が決められており、期限内に、完成させなくてはいけません。
そのためには、いかに効率の良い手順を考えて効率アップが図れるかが重要なポイントです。

ですので、日常から様々な面で長期の見通しをもって時間の無駄や労力の無駄を省き、効率的に暮らす考え方の癖が身に付きます。
また、定められた予算の制限の中で完成させことが求められ、コスト意識も身に付くようになります。

これらの段取りの力が付くということは時間や労力を効率的に使い、さらには費用の無駄を無くして、余裕を持って充実した豊かな暮らしに繋がります。

チームワークで種々の障害を乗り越え完成を目指す

1人で進める仕事ではなく、人と人とのコミュニケーションが大切な仕事で、チームワークで作業を進めていきます。
体力のみならず、チームの中で柔軟に対応できることが求められます。

パーフェクトな段取りであっても、天候などの影響もあり努力だけでは、予定していた段取り通りに対応できない部分もあります。
特に橋や河川の護岸工事など屋外工事は梅雨時期の大雨や台風、大雪などの自然災害によって大きく左右されます。
建築物の工事でも屋根等の構造物が組みあがるまでは、風雨の影響を大きく受けます。

ある程度の天候の影響は段取り作成時に考慮していても想定外は付きまといます。
その場合でも、作業が進まないと、納期が守れなくなってきますので、調整しながら作業する必要があります。
作業のしわ寄せがきて多忙となったり、必要に応じて作業メンバーを増やしたりすることも必要になります。

その意味でも柔軟な対応が必要なのです。


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