履歴書

シニア世代の転職事情

シニア世代の定義と転職事情

社会通年上、シニア世代は会社をリタイアした60歳以上の世代と考えがちですが、求人サイトにより違いはあるものの転職市場におけるシニア世代は、通常55歳以上と定義されるケースが大半を占めます。
シニア層はこのギャップを理解した上で転職市場において仕事を探しましょう。

2016年に政府がまとめた資料によると、シニア層で仕事に就いている方の人数は2年間で50万人以上増えていることが分かりました。
また、ほかの資料では仕事を持つシニア層で、過去1年間で転職を経験した方の比率は、男性では55~59歳で7パーセント近く、60~64歳では12パーセント、65歳以上で7.5パーセントと高い割合を示しています。

女性の場合も55~59歳で7パーセント強、60~64歳で8パーセント強、65歳以上でも8パーセント強と高い割合を示していました。
このように公式な調査結果から、近年のシニア層は仕事を持つ方が多く、かつ、そのおよそ10パーセント近くが過去1年以内に転職したことが分かります。
現状を見る限り、シニア世代の転職環境は少しずつ良くなっていることが伺えます。

シニア世代が転職する際の成功のポイント

シニア世代が希望の転職を実現するために知っておくべき4つのポイントを解説いたします。
1.自分を知る事が必須
職探しに当たっては、最初にシニア層特有の「武器」と「譲れない条件」を事前にチェックして把握する事が大切です。
シニア層に対する求人は特定分野の専門性が期待されることが多く、長い間の豊富な経験により培った強みを活かすことで、円滑に転職活動を進める事が可能です。
小規模な特殊分野のスキルも期待されることがあり、職務経歴だけでなく趣味や特技も含めて活かせるものがないか分析すると可能性は広がります。

2.応募先の情報を事前にリサーチする
希望職種と企業が望む人材が十分適合しているか入念にチェックしておくと、ミスマッチを防ぐ事が出来て採用の確率がアップします。
求人に応募する前に、求人企業のサイトをチェックしてどういう企業であるかを把握して、求められる業務内容や人材の姿などについて想像をめぐらして全体像を描いておくとよいでしょう。

3.多くのメディアを活用し多数応募する事が基本
働き盛り向けの求人に比べ、シニア世代をターゲットとする求人件数は少ないのが実情です。
自分に適合する求人情報を迅速に見つけ貴重なチャンスをゲットするためには、いくつかの転職サイトを使って、多くの求人に応募すると良いでしょう。

シニア層の職探しにおススメのサイトを3つ挙げると、EXPERT SENIOR、グラン・ジョブ、Aged Freeがありますので是非チェックしてみてください。

4.健康であることはシニア転職の必須条件
求人する企業サイドにとって、シニア世代を雇用する際の最大の懸念材料は健康状態です。
せっかく採用しても急に休まれたり、病気で退社されたりすると周囲が迷惑してしまいます。
転職に当たり健康であることは必須条件と思って健康を維持しましょう。


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