やりがいを感じるスタッフが多い不動産業
不動産店のスタッフにアンケートをとった結果、8割以上の人が遣り甲斐を感じているという結果が出ました。
不動産業は他業種と違い、街と密接にかかわりを持ち、その街に新たに加わろうとする多くの人々と接するという言わば街づくりの土台を支える業種でもあります。
街に詳しくなれる
まず自分の勤める職場の管轄エリアの街に詳しくならなければ、他の人に勧めることは出来ません。
そのため街の情報や魅力に関心を持つようになり、街に対する愛着も深くなります。
テレビを見ていても顧客を案内した物件を見つけることもあり、一層思い入れが深まります。
住んでいる方は意外に通り過ぎていく場所でも、改めて1つ1つを見つめると魅力を持った場所も多いものです。
いわゆる穴場的スポットや隠れ家的なお店などの情報を知っておくと役に立つ場面は多そうです。
引っ越して来ようと考える人は、建物の状況や家賃だけを基準にするわけではありません。
不動産自体の魅力に加えて街の魅力を最大限アピールすることが顧客の決断の後押しになります。
住宅に詳しくなれる
空き家に近いような物件から、高級住宅まで様々な建物を案内しますので、それぞれの特徴を知り、隅々まで把握しなくてはいけません。
地域ごとの家賃の相場もわかり、多くの部屋の図面を見ることが出来て、住宅が好きな人には興味の尽きない仕事で。
それぞれの物件ごとにその良さを見出すことが必要ですので、物件を見る目が出来てきます。
いろいろな部屋や住宅をじっくり見られることは、自分の部屋探しや住宅探しにも役立てることが出来るメリットで、不動産業界に勤務する人の役得です。
不動産関連の資格や知識を得てキャリアアップ
不動産に関連する業務は単に不動産取引のみならず、金融や保険等幅が広く、さまざまな知識が求められます。
その知識は実務で必要なのですが、それぞれの分野で資格試験が用意されており、学習することで資格も取得でき実務にも役立ち、ステップアップに結び付きます。
不動産に関しても比較的取得が容易な「不動産仲介士」からレベルの上がる「宅地建物取引士（宅建主任）」、さらにハイレベルな「不動産鑑定士」など多くの資格が設定されています。
様々な人との出会いで人生の手伝いができる
所得・世代・考え方などが異なるさまざまな人と出会い、その人の生活のメインの場所である部屋や住宅等を紹介し、その人の人生に関わる仕事です。
紹介した部屋や住宅で明るい家庭、良い人生が刻める様に希望の住宅・部屋探しを手伝うことは遣り甲斐に繋がります。
入居者に「良い物件を紹介してもらい有難う」と感謝の言葉をもらうときは、この仕事をやってよかったと思えます。
また、部屋を貸す側の方も様々ですが、賃貸に関する考え方が近いオーナーの物件をきちんと管理をして満室となり、入居者にもオーナーにも喜んでもらえるとこの上なく嬉しいことです。