出産一時金を使用すればお産の費用も軽減
子供は欲しいけどなかなか出産に踏み切れないという家庭の多くが直面しているのが経済的な問題です。
ここ近年ではようやく妊婦時の検査や入院費用に対しての支援制度が整ってきましたが、まだまだ自費でかかる出産費用は高いと感じられるレベルとなっています。
そうなってくると少しでも支援が欲しいところですが、ぜひ知っておいてもらいたいのが「出産一時金」の制度です。
「出産一時金」は健康保険制度に加入している被保険者が出産をする場合に支給されるもので、健康保険制度に加入している被保険者の被扶養者が出産したときには「家族出産一時金」となります。
給付条件はかなり広く、妊娠4ヵ月以上の出産やその他早産や死産、人工妊娠中絶が対象です。
給付金は子供1人につき42万円
実質的に健康保険に加入している妊娠4か月を超えた妊婦さんならばすべて受けることができる便利な制度ですが、手当内容もかなり手厚く、子供1人につき20116年時点では42万円が支給対象です。
双子などの多胎児の場合には人数によって倍の金額が支給されるので、必ず申請をしておきたいところです。
この給付金の目的は母体に対して行われる医療機関での施術なので、妊婦さんなど家族を経由することなく直接医療機関に支払われます。
それにより入退院時に現金を支払う必要がなく、安心して院内での施術を受けることができます。