シングルマザーだからこそ入っておきたい保険
厚生労働省の調査によると、平成20年(2008年)時点での日本国内の年間離婚件数は約25万件となっており、これは結婚した人のうち3組に1組という数字です。
中でも離婚率が最も高い年代は20代であり、かつ出産率の高い沖縄などの地域ほど離婚率が高くなるという傾向もみられています。
これが何を示すかというとすなわちシングルマザーやシングルファザーといった片親世帯が増加しているということです。
日本においては離婚後父親が子供すべてを引き取る例は少ないため、実質的にはシングルマザーが今後も増え続けていくことになります。
シングルマザーの生活における苦労は多くのところで聞かれる話題ですが、とりわけ深刻なのはやはり経済的な問題です。
シングルマザーで子供を育てる場合には自分にもしものことがあった場合に子供をどう育てていくかということが問題になりますので、むしろ両親がいる家庭よりも保険に加入しておく必要性は高いといえます。
遺族年金と合わせてうまく利用を
民間の生命保険に加入をしなくても、シングルマザー家庭で親が亡くなってしまった場合には「遺族年金」が子供に支給されるようになっています。
遺族年金はかなり手厚い制度ですので、その後祖父母やきょうだいなどと養子縁組をする場合にも条件によってかなりの額が支給されます。
ですので無理に加入をしなくても残された子供がいきなり路頭に迷うということはないのですが、将来の教育資金などとしてよりお金を残しておきたいと考えるのが自然です。
そこでおすすめなのが子供が成人するまで加入する高額の生命保険です。
掛け捨て型で短期の生命保険の場合、月々の保険料は抑え目で万が一のときには高額の保険金が支払われるようになっています。